1. 結論:迷ったらこれ!
I trust you can understand the situation.
- カタカナ発音: アイ トラスト ユー キャン アンダスタンド ザ シチュエーション
- 意味: 状況をご理解いただけるものと存じます
- 一言まとめ: あえて詳しく説明せず、相手に事情を察してほしいときに使える表現。
「ご推察ください」は、英語にするときに少し注意が必要な日本語です。
「推察する」をそのまま英単語に置き換えるより、相手に何を察してほしいのかに合わせて表現を選ぶのがポイント。
例えば、事情を細かく説明できないときや、相手に状況をくみ取ってほしいときは、このフレーズが候補になります。
ただし、相手に察することを求める言い方なので、使う場面には気をつけたいところです。
2. なぜこの表現?(現場のリアルな感覚)
日本語の「ご推察ください」には、少し独特なニュアンスがありますよね。
事情をすべて説明しなくても、「こちらの状況をくみ取っていただければ」という気持ちを伝えられます。
ところが、英語では「推察する」という単語を使えば同じニュアンスになる、とは限りません。
例えば、I trust you can understand the situation. は、相手が状況を理解してくれることを期待する表現です。
ただ、相手によっては「説明を省いている」「理解するよう求められている」と感じる可能性もあります。
取引先へのメールで使うなら、相手に察してもらうことだけに頼らず、伝えられる範囲で事情を説明するのがおすすめです。
日本語では自然な「ご推察ください」も、英語では少し強く響くことがあるんですよね。
3. 直訳しちゃうとどうなる?
「推察する」を辞書で調べると、infer や deduce といった単語が見つかります。
ただし、これらをそのまま使うのは要注意。
例えば、
Please infer the situation.
と書くと、「状況を推論してください」という意味になります。
文法的に意味を読み取れたとしても、一般的なビジネスメールで「こちらの事情をお察しください」と伝える表現としては不自然です。
infer は、情報や証拠から何かを推論する場面で使う言葉。相手への配慮を込めて事情を察してもらう表現とは、少し違うんです。
では、どうすればいいのか。
状況を理解してほしいなら understand the situation、相手にこちらの意図をくみ取ってほしいなら understand what I mean など、伝えたい内容に合わせて言い換えると自然になります。
4. よく使う類似表現(3個に厳選)
| 英語表現 | ニュアンス | ざっくり言うとこんな場面 |
|---|---|---|
| I trust you can understand the situation. | 相手が事情を理解してくれることを期待する | 詳細を説明しきれない事情がある |
| I hope you understand our position. | こちらの立場を理解してほしい | 取引条件や対応方針を説明するとき |
| I hope you understand what I mean. | こちらの意図をくみ取ってほしい | 誤解を避けたいとき、会話やメールで補足するとき |
ぶっちゃけ迷ったらどう選ぶ?
相手に状況を理解してほしいなら understand the situation、自社の立場を理解してほしいなら understand our position が使いやすい表現です。
ただ「ご推察ください」と書くより、何を理解してほしいのかを具体的にしたほうが、英語では伝わりやすくなります。
5. メールでそのまま使える例文
件名
Update on the Delivery Schedule
英文
Subject: Update on the Delivery Schedule
Dear Mr. Smith,
Unfortunately, we have encountered an unexpected delay in production.
As a result, we may not be able to meet the original delivery date. I hope you understand our position.
We are doing our best to minimize the delay and will keep you updated on any developments.
Thank you for your understanding.
Best regards,
[Your Name]
日本語訳
件名:納品スケジュールについてのご連絡
Smith様
誠に恐縮ですが、予期せぬ生産の遅れが発生しております。
そのため、当初の納品日に間に合わない可能性がございます。
弊社の事情をご理解いただけますと幸いです。
遅延を最小限に抑えられるよう努めており、
進展があり次第、随時ご報告いたします。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
[あなたの名前]
この例文では、「ご推察ください」をそのまま英訳するのではなく、I hope you understand our position. としています。
納品が遅れる事情を説明したうえで、自社の立場を理解してほしいと伝える形です。
実務では、相手に事情を推察してもらうよりも、必要な情報を伝えて理解をお願いするほうが、誤解やトラブルを防ぎやすくなります。
6. まとめ
「ご推察ください」は、英語では状況や立場を理解してほしいのか、意図をくみ取ってほしいのかによって表現を使い分けます。ビジネスメールでは、I hope you understand our position. のように、何を理解してほしいのかを明確にすると自然です。

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